■うちエコとは?

うちエコとは、各家庭の光熱水費や年間エネルギー使用量などの情報をもとにしながら、お住まいの気候や環境、ライフスタイルに合わせた省エネ・省CO2対策を提案するものです。各家庭に合わせた対策で、地球に優しい暮らしに取り組んでいきましょう。

■うちエコ!15個の取組例


①1つのフライパンで料理を続けて作る

お料理をする際は、1つのフライパンでいくつかの料理を続けて作りましょう。

例えば、卵焼きを作った後にはそのまま続けて炒め物を。一回ずつ洗わなくてもOK。

簡単なことですが、時間、光熱費、水が節約できて、地球にもお財布にも優しいです。

②お料理はちょうどいいボリュームで作り、無駄を省く

美味しいものを作るということだけが、料理上手だとは限りません。

ちょうどいいボリュームで作り、無駄のない料理を作るのが本当の料理上手。

鍋を火にかけている間に添え物を切り分けて、最後の盛り付けまでしっかりイメージしましょう。

無駄のない料理は、食べ残しを防ぐこともできます。

③エアコンではなく重ね着で家族の温度感を合わせる

家族で生活をしていると、エアコンで室温の調整をするのが基本かもしれません。

しかし、体温の感じ方は人それぞれ。暑がりの人もいますが、寒がりの人もいます。

家族で過ごしている人は、エアコンで室温を変えるのではなく、重ね着で家族との温度感を合わせることが大切です。特に冬場は着こむだけで体温の調整ができます。

④着なくなった服はリメイク

1年に1度、タンスの中を整理してみましょう。

数回しか着ていない服があれば、ぜひ洋服のリメイクを。

新しい洋服を買うより安上がり。尚且つ、着なくなった服が今風にアレンジされておしゃれも楽しくなります。

⑤代謝を高めて冷え性体質を変えるのもエコ

冷え性の方は寒さを感じやすく、暖房の温度も高めに設定しがちです。

だからこそ、自分自身の身体の代謝を高めて冷え性体質を改善すること。

ストレッチやヨガでもいいし、駅ではエスカレーターを使わず階段を上る。こういった細かな運動を自分の生活スタイルに合わせながら行っていくことで、代謝を高めていきましょう。

代謝がアップすれば、重ね着をするだけで体温調整ができるようになり、光熱費の節約にも繋がります。

⑥皿洗いも工夫次第でうちエコに

油の残った皿などは、牛乳パックを適当な大きさにカットして“へら”にして、汚れを落としてから洗うようにしてみましょう。少量の水で汚れを洗い流すことができて節約になります。

さらに下水の汚れも軽減されるので地球にも優しい。こんな細かな作業で地球も喜び水道代も安くなる。そんなハッピーなライフスタイルを意識してみましょう。

⑦旬の野菜で夏は涼しく&冬はあったか

旬の野菜を進んで食べるだけでもうちエコに。

夏野菜は暑い身体を冷やす効果があり、冬野菜は寒い身体を温めてくれる効果があります。

冬に旬の食材でお鍋は特に理にかなうことです。旬のお野菜でエコな身体を作っていきましょう。

⑧油を使わない料理で“身体の中の管”から変える

お料理には油が必須だと思っていませんか?実は、油がなくてもお料理を作ることができます。

油を使わないお料理で、身体の中の管から変えれば、肝機能が健康的になったり貧血が改善されたり、体重管理にも効果的です。

食事を変えるだけでも、環境には大きな優しさをもたらします。

⑨車を使わず、自分の脚を使う

車に頼り切りな生活からは卒業しましょう。

ショッピングをするにしても、車を使って目的地に足を運ぶのではなく、自分の脚を使ってあえて色々なショップを巡ることでより充実した時間が過ごせます。

ファッションの情報やレストランのメニューの参考になることはもちろん、1日1万歩も歩けば身体もぽかぽかして温かく、十分なうちエコに。脂肪燃焼効果も抜群で、よりファッションも楽しくなります。

⑩家族で抱き合って体温の共有を

お子さまがいる家庭であれば、子供と抱き合って体温の共有をすることも十分なエコです。

子供の体温は高く温かい。室温は少し低めに設定し、部屋の中でも積極的に家族と抱き合うことで、愛と体温を深めていきましょう。

⑪湯船に浸かって健康体に

シャワーだけで済ませるのではなく、きちんと湯船に浸かることで健康体を意識していきましょう。

シャワーだけでは冷えの原因にもなりますが、湯船に浸かると全身の代謝がよくなり、体温を上昇させます。

体温調整がしっかりできるような健康的な身体を作っていくだけでも、十分なエコになるのです。

⑫お風呂は子供たちと一緒に入る

基本的なことではありますが、お風呂はなるべく子供たちと一緒に入るだけでも燃料費の節約になります。

親子のコミュニケーションがしっかり取れる点も魅力的。他にも、電気をこまめに消す、水を出しっぱなしにしないなど、家族とのふれあいを大切にしながらみんなでエコについて考えていくことでより幸せな時間が過ごせます。

⑬NO自動車、OK自転車

通勤や通学など、毎日の移動を自動車から自転車に変えるだけでも十分なエコです。

自動車を使わないことでCO2の削減に繋がるほか、運動不足にも効果的。

地方ではどうしても自動車に頼りがちですが、ひとりひとりの意識が地球を大きく変えます。

⑭余らせない買い物で、お財布にも地球にもエコ

ついつい家庭でゴミを出しすぎてしまう。そんな方は、余らせない買い物の仕方で工夫を。

食べたい食材を、食べられる分だけ買って、その日のうちに食べてしまう。たったこれだけの工夫でも、ゴミの量を減らし、お財布にも地球にもエコを促すことができます。

⑮暖房切って、湯たんぽ入れる

昔懐かしい湯たんぽは少々原始的ですがとても優れものです。

熱すぎず、じんわりと身体を温めてくれますし、簡単でお金もかかりません。

使い方はとても簡単。専用容器に70度ほどのお湯を注ぎ入れ、タオルなどでくるんで足元やお腹に置いて身体をあたためるだけ。寝るときはもちろん、自宅でくつろいでるときや、デスクワークのときなどにも使えます。身体を温め、血行促進にも効果的です。