ガソリンは大きなエネルギー

今やなくてはならない存在となった車ですが、車を動かすにはガソリンが必要です。1ℓのガソリンを使用した場合、2,360gの二酸化炭素が排出されます。人間は1日に平均で6kgのCO2を排出していると言われていますが、1/3は車での排出量です。だからこそ、車の使い方によるCO2の削減が効果的と言えます。

低燃費で地球に優しい運転を

無意識のうちに、停車や駐車時のアイドリングをしている方が多いのでは?アイドリングをすると、ガソリンは1分あたり約0.014ℓ消費されます。つまり、1日5分だけでもアイドリングを止めることができれば、年間で約20時間になり、85,000ℓのガソリンの節約に。田舎暮らしで車を使う機会が多い方や仕事などで車を頻繁に使われる方ほど、削減量は大きくなります。その分ガソリン代も節約になるのも嬉しいですね。限られた資源を、ムダなく大切にしましょう。停車中はエンジンをオフにするなど、基本的な習慣づけが重要です。

環境省によると、アイドリングを1日5分やめるだけで、一世帯当たりに次のような削減効果があるそうです。

・年間CO2削減効果:38.6kg

・年間排出量に対する削減割合:0.7%

・年間節約金額:1,932円

どんな工夫でCO2の削減をするべき?

車の使い方に関しては、次のような工夫を実践してみましょう。

①エンジン停止を心掛ける

まずは簡単なことですが、エンジンの暖機から見直しましょう。

エンジンのオン・オフの頻度が高いのは何かとよくないという説もありますが、基本的には人の乗り降りの間や荷物の上げ下ろしなど通常の範囲でなら、バッテリーに対する影響はほとんどないと言われています。

1分以上の停止を目安に、エンジン停止を心がけてみてください。

②エコドライブをする

・アイドリングをしない

・急発進をしない

・急加速をしない

・急停止をしない

・余計な荷物をつまない

・ゆっくり止まってゆっくり走りだす

上記のような運転方法は地球に優しい低燃費のエコドライブです。

癖になるよう、運転時に意識してみましょう。