SDGsの身近で面白い例を個人企業自治体別に徹底解説

「SDGs」と聞くと、なんだか難しくて自分には関係ないと感じる方も多いのではないでしょうか。ですが実は、私たちの身の回りには思わず「面白い」と声が出てしまうようなユニークな取り組みがたくさんあります。
個人的にSDGs関連の情報を集めてきた中で気づいたのは、堅苦しい国際目標というイメージとは裏腹に、遊び心にあふれた事例がとても多いということです。この記事では、個人・子ども・企業・自治体それぞれの「思わず誰かに話したくなる」身近な例を、具体的なやり方とあわせてご紹介します。
この記事で学べること
- 歯みがきの水を止めるだけで1回あたり約6リットルの水が節約できる。
- 賞味期限の近い食品を選ぶ「てまえどり」が食品ロス削減の第一歩になる。
- 子どもが夢中になる「ごみ拾いスポーツ」で楽しく環境保全ができる。
- 廃棄予定の食材を使った企業のユニーク商品が続々と登場している。
- 自治体の面白い仕組みが住民の行動を自然に変えている。
個人でできる思わず笑顔になる身近なSDGsの例
まず注目したいのが、一人ひとりが今日から始められる取り組みです。特別な道具もお金も必要ありません。
面白いのは、ちょっとした工夫が「ゲーム感覚」で続けられる点です。
歯みがき中に水を止める小さな習慣
歯をみがいている間、水道を出しっぱなしにしていませんか。実はこれをこまめに止めるだけで、1回あたり約6リットルもの水が節約できると言われています。
家族4人が朝晩実践すれば、1日で数十リットルもの差になります。「今日は何リットル節約できたかな」と数えてみると、意外なほど楽しく続けられます。これはSDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」に直結する行動です。
てまえどりで食品ロスに立ち向かう
スーパーで買い物をするとき、つい棚の奥から新しい日付の商品を取っていませんか。すぐに食べる商品なら、あえて手前にある賞味期限の近いものを選ぶ「てまえどり」が、食品ロス削減の面白い一手です。
農林水産省も推奨しているこの行動は、お店の廃棄を減らすことにつながります。リデュースの身近な例としても、日常に取り入れやすい代表的な取り組みです。
子どもが夢中になる楽しいSDGsの取り組み

子どもと一緒に楽しめる事例は、遊びながら学べるものが理想です。ここでは特にユニークな例を紹介します。
スポーツGOMI拾いという新しい遊び
「ごみ拾い」と聞くと地味な作業に思えますが、それをスポーツに変えたのが「スポGOMI」です。制限時間内にチームでごみを拾い、種類や量に応じてポイントを競います。
勝敗がつくので子どもたちは本気になり、気づけば街がきれいになっているという仕組みです。全国大会も開催されており、世界にも広がっています。楽しみながら海洋汚染や陸の環境問題を体感できる、まさに一石二鳥の取り組みです。
牛乳パックで作る手作り工作
飲み終わった牛乳パックは、洗って乾かせば立派な工作材料になります。小物入れやおもちゃ、貯金箱など、アイデア次第でさまざまなものに生まれ変わります。
「捨てるはずのものが宝物になる」という体験は、子どもにリサイクルの意味を自然に伝えてくれます。家庭でできるリサイクルの入り口として、とても効果的です。
企業のユニークで面白いSDGsの事例

企業の取り組みには、思わず「その手があったか」と唸らせるアイデアが詰まっています。
規格外野菜を使った商品づくり
形が悪い、傷があるといった理由で、これまで捨てられていた野菜や果物があります。こうした「規格外」の食材を活用したジュースやお菓子を作る企業が増えています。
味も栄養も普通のものと変わらないのに廃棄されてしまうのはもったいない、という発想から生まれた商品です。消費者も少しお得に買えることが多く、買う人と作る人の双方にメリットがあります。
フードシェアリングサービスの広がり
閉店間際で売れ残りそうな食品を、割引価格で消費者とつなぐアプリやサービスが人気を集めています。お店は廃棄を減らせ、消費者はお得に買えるという仕組みです。
こうした食品ロスを減らす通販サイトも充実してきており、スマホひとつで参加できる手軽さが魅力です。これはSDGs目標12「つくる責任つかう責任」を体現する取り組みと言えます。
SDGsは我慢や負担ではなく、工夫とアイデアで楽しく続けられるものです。
自治体の面白いアイデアと仕組み

地域ぐるみの取り組みには、住民が思わず参加したくなる工夫が凝らされています。
ごみ袋の有料化とポイント制度
多くの自治体では、ごみを減らした家庭やリサイクルに協力した住民に、ポイントや特典を与える仕組みを導入しています。ためたポイントは地域の商品券などと交換できることもあります。
「ごみを減らすとお得になる」という分かりやすいメリットが、住民の行動を自然に変えていきます。
まちぐるみの緑化と環境教育
学校や公園に植樹をしたり、地域の川や海の清掃活動を定期的に開いたりする自治体も増えています。参加者には記念品が配られることもあり、家族連れで楽しめるイベントになっています。
こうした活動は環境を守る取り組みの身近な例として、地域のつながりも深めてくれます。
身近なことから選ぶ
水の節約やてまえどりなど、今日からできることを一つ選びます。
ゲーム感覚で続ける
節約量を数えたり、家族で競ったりして楽しみながら習慣化します。
周りに広げる
面白い取り組みを友人や家族に話して、輪を広げていきます。
SDGsは難しい国際目標ではなく、身近な暮らしの中で楽しく実践できるものです。大切なのは、完璧を目指すのではなく、面白いと感じる取り組みから気軽に始めることです。SDGsの全体像を知りたい方は、SDGsとはわかりやすく解説した内容もあわせて確認すると理解が深まります。
よくある質問
SDGsの身近な例は本当に効果があるのですか
一つひとつの行動は小さく見えるかもしれません。ですが、多くの人が実践することで大きな変化につながります。まずは「自分にできること」から始める意識が大切です。
子どもと一緒に始めるなら何がおすすめですか
牛乳パックの工作やスポGOMIなど、遊びながら学べるものがおすすめです。楽しい体験を通じて、環境への関心が自然に育まれます。
お金をかけずにできる取り組みはありますか
水の節約やてまえどり、マイバッグの持参など、費用がかからない取り組みはたくさんあります。むしろ節約につながるものも多く、家計にもやさしいのが特徴です。
企業の取り組みに個人が参加する方法はありますか
フードシェアリングアプリの利用や、規格外野菜を使った商品の購入など、日常の買い物を通じて気軽に参加できます。買うだけで応援になるのが魅力です。
SDGsをもっと深く知るにはどうすればいいですか
まずは17ある目標のうち、興味のあるテーマから調べてみるのがおすすめです。私たちにできることをまとめた内容を参考にすると、自分に合った取り組みが見つかりやすくなります。
SDGsは、私たちの毎日の中に楽しみながら取り入れられるものばかりです。今日ご紹介した中から、まずは一つ「面白そう」と思ったものを試してみてください。小さな一歩が、これからの持続可能な社会づくりにつながっていくはずです。