≫1.「eスタート」で優しいふんわりアクセル

「地球と車にも優しい発進を」

アクセルを踏むときに少し気を付けるだけ。いつもの発進より少し緩やかにアクセルを踏むだけでも、11%程度の燃費が改善します。最初の5秒で時速20キロが理想。基本的な安全運転にも繋がります。優しいアクセル操作をするときは時間に余裕を持ち、ゆったりとした気持ちで運転するのがポイントです。

≫2.加減速はしない運転を

「余裕のある車間距離で、定速走行を保ちながら交通状況に応じた安全運転をしましょう。」

余裕を持った車間距離を意識することが大切です。無理に車間距離を詰めたり、ムラのある速度での走行したりすると、加減速の機会も増え、市街地では2%程の燃費、郊外では6%程の燃費が悪化します。燃費が良くなる運転方法のポイントは、同じ速度のときは高めのギアで走行すること。交通状況に応じながら、できるだけ速度の変化が少ない安全運転を心がけましょう。

≫3.アクセルオフは早めに

「積極的にエンジンブレーキを使うのがポイント。」

エンジンブレーキを使うことで燃料の供給が停止され、2%程の燃費が改善される効果があります。停止位置がわかり次第、早めに足をアクセルから離しエンジンブレーキで減速するような運転を日頃から心がけましょう。その他の減速時や坂道を下る際などもエンジンブレーキを活用するのがポイントです。

≫4.車内エアコンの使用をできるだけ控える

「車内を冷やしすぎると燃費が悪化。」

エアコンの使用方法には敏感に。気象条件を確認しながら、温度と風量の調整はこまめに行いましょう。特に夏場の外気温25℃の時にエアコンを使用すると、12%程燃費が悪化します。設定温度を下げすぎないように意識しましょう。

≫5.無断なアイドリングは禁止

「ストップ!アイドリング」

アイドリングを10分間行った場合、130cc程の燃費を浪費することがわかっています。待ち合わせの時や荷物の積み下ろしの時も、駐停車の際には基本的にアイドリングを止めましょう。

≫6.適切な暖機運転を意識する

「エンジンかけて、すぐ出発。」

現在出回っているガソリン乗用車は暖機が不要です。寒冷地であるなど仕方ない場合を除き、ウォームアップ走行で走りながら暖める程度で充分です。ただし、暖機は走行時の燃費を改善しますが、5分間暖機すると160cc程の燃料を浪費し、燃料消費量の全体は増加します。

≫7.道路交通情報を要チェック

「外出前の計画・準備は必須!渋滞や道路障害情報を要チェック!」

例えば、1時間の運転で道に迷い10分余計な走行をすると14%程の燃費が悪化します。カーナビやマップを利用して、あらかじめ行き先や走行ルートを計画しておきましょう。渋滞にはまってしまった場合も、燃料の悪化につながります。事前にカーラジオ等で道路交通情報をチェックして渋滞を避けることで、燃料と時間の節約になります。

≫8.こまめにタイヤの空気圧を確認する

「点検・整備で安全な運転を!タイヤの空気圧はこまめに確認!」

タイヤの空気圧が不足した場合、燃費の悪化につながります。50kPa(0.5kg/c㎡)の不足により、市街地で2%程、郊外で4%程の燃費の悪化です。タイヤの空気圧は気が付いたときにこまめに確認しましょう。また、タイヤの空気圧以外にも、定期的な点検・整備は安全運転の基本です。

≫9.運転時は不要な荷物を積まない

「不要な荷物を積んでの走行はNG!」

例えば、不要な荷物を100kg乗せて走行すると、3%程の燃費悪化につながります。車は意外にも重たい荷物に弱いです。必要のない荷物は車から下ろしてから走行しましょう。

≫10.駐車時は必ず駐車場へ

「違法駐車は渋滞を招きます。」

道端での駐車など、交通の妨げになる場所での駐車は渋滞をもたらす可能性があります。それだけではなく、余分なガスを排出させる原因にも。駐車をしたい場合は、必ず駐車場を利用しましょう。