「厳しい寒さでも、体の冷えを取ってしっかりと温めていけば、体の力は上がり、過度な暖房に頼らなくても快適に過ごせます」と川嶋先生はさっそく「冷え」を取る手軽な方法を教えてくださった。何と昔懐かしい湯たんぽ。これが、かなりの優れものらしい。
「体を温める効果が高く、熱すぎず、じんわりと体を温めてくれるのがいい! カンタンでお金もほとんどかからないから言うことなし!」
そう笑いながら、愛おしそうに愛用の湯たんぽを取り出して、膝の上にちょこんと乗せた。
「体を温めるのは本当に気持ちがよくて、もう、手放せません(笑)」
おすすめは小ぶりなもの。使い方は実に簡単だ。70度ほどのお湯を注ぎ入れ、熱くないようにタオルなどでくるみ、それを太ももの上に置く。ときどき、必要に応じて腰やお腹などへ回しながら温めていくというもの。寝るときはもちろん、自宅でくつろいでいるとき、デスクワークのときなどに習慣づけると、それだけでかなり血行がよくなるという。
そして、さらに効果的に温めるポイントがある。
「温め効果の高い箇所をねらいうちすることです。温めるべきところをしっかり温めたら、全身に血液が回り、“冷え”も解消します。」
では、その温めるべき箇所とは?
「血流の多いところです。血液がたくさん集まるのは筋肉。お腹、腰、お尻、太もも、二の腕です。ここをしっかりと温めれば、効率よく全身を温めることができます」
立ち仕事の人なら携帯用のカイロがおすすめ。お尻の尾骨のあたりを温めたり、ポケットにしのばせておくのも効果的だ。こうした身近にある温めグッズを使えば、すぐに“冷え取り”が始められる。「自分でできて、安くて、カンタンなものでなければ続かない」というのが、「川嶋先生流治癒術」。これならできそう…。
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