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中嶋ミネコの「うちエコ!」してみねぇ~


第7回 江戸庶民の知恵を拝借! 楽してはじめよう私流「うちエコ!」生活
ゲスト:作家 石川英輔さん
今回は、暮らしのエネルギーをムダに使わない身近な生活の知恵をご紹介。そのヒントが、江戸時代にありました!教えてくださるのは、江戸時代の暮らしぶりを広く研究されている石川先生。ご自身でも先人の知恵を生かしたエコ生活を実践されている達人です。お宅にうかがって、その秘策を探ってきちゃいました。目からウロコの発見がいっぱいですよ♪

昔の人も無理はしない!道具に頼らずあるがまま






中嶋: 江戸時代の庶民の生活って、どんな感じだったのですか?
石川: 昔の人はとにかく無駄なエネルギーは使いませんでしたよ。夏は風通しをよくして、冬は炭火で暖を取る暮らし。昭和になっても似たようなもので、冬は木炭のコタツだけとかね。
中嶋: 現代人はエネルギーを使いすぎですか?
石川: そうですね。外国式の生活を取り入れてモノが増え、いろんなエネルギーが必要になった。それに慣れるとさまざまな問題が起こる。環境問題もそのひとつですよね。例えば、昔は畳の生活だから掃除には箒を使っていた。でも、絨毯を使い始めたら掃除機が便利に思えてきた。そして電気もたくさん必要に…という具合にね。
中嶋: 本当ですよね、昔はなくて当たり前のモノなのに。
石川: そう、モノは少なくて十分。みんな現代が普通だと思っているけど、今はモノが溢れて異常な時代。我々が使っている大部分の道具は、100年前にはないものばかりですよ。
中嶋: 異常な時代だからこそ、地球に負担をかけない生活に真剣に取り組まなくちゃいけないですね。
石川: 真剣にというより自然に。地球や動植物の絶滅以前に、困るのは自分です。便利すぎる生活は、自分の体に不自然なことだと気づくべき。人によって条件は違うけれど、人間は適度に体を動かした方が快適なんです。道具に頼らず、無理なくエネルギーを使うことで血流が良くなって体も温まり、脳も体も健康になる。それがエコにも繋がるんです。

「簡単にできることだけ続ける」これが石川流

中嶋: では、現代の私たちにもできる暮らしの知恵をいくつか教えていただけますか?
石川: 身近なことでいっぱいありますよ。まず、我が家は昔ながらの木造住宅なので木製の雨戸を活用します。木製は断熱効果が高く、軽くて使い勝手もいい。雨戸にガラス窓、さらに二重にカーテンを閉めれば暖房がいらないほど。また、冬の寝具はボア素材を使用。極力暖房に頼らず寒ければ厚着をすることで、エネルギーも光熱費も十分節約できますよ。
中嶋: 今ある環境を活かすことが大切なんですね。
石川: そう、続けるには自分にとって楽なこともね。楽という点では掃除。僕は掃除機をほとんど使わず、ナイロン箒を愛用しています。電気もいらず、音もせず、手入れが簡単。手軽に使えて、静電気で埃を吸い寄せてもくれるしね。それから、生ゴミは出さずに30年再利用を続けています。毎日のゴミは家庭菜園に埋めて、発酵促進剤をゴミに混ぜて3日ぐらいおくだけ。そのお陰で作物が元気に育ち、自分の食卓へ帰ってくる。これが本当の意味でのリサイクルじゃないかな。
中嶋: スゴイ!衣・食・住すべての「うちエコ!」を実践されてるんですね。私もゴミの再利用や箒の活用を私流に取り入れてみようかな。先人の“無理しないこと”を心がけて。

お庭に小さな穴を掘って生ゴミを埋めるだけ。簡単だけど、とっても環境にGood!ベランダの小さな菜園でもできそうですよね♪
おいしそうなルッコラ発見!リサイクルの結果、新鮮な野菜がいっぱいできるそうです。目でも舌でも季節を楽しむ…これも先人の粋かな?!

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