トークと音楽を通じて高校生に低炭素社会への取組を紹介! 「Re-Style Talk Show Tour 2009」第3回目の舞台は山形!
2009年11月11日(水)
チーム員であるJFN(株式会社ジャパンエフエムネットワーク)の系列38局ネットプログラムの「やまだひさしのラジアンリミテッドDX」では、チーム・マイナス6%(環境省)と連携し、番組リスナーでもあり次世代を担う高校生を対象とした温暖化防止の普及啓発活動として、「Re-Style Talk Show Tour 2009 『低炭素社会って何だ?』 in High School」の参加高校の募集を行っています。その第3回目の参加校として10月24日(土)、山形県立置賜農業高等学校にて、本イベントが開催されました。
この日は置賜農業高等学校の文化祭の開催日ということもあり、生徒たちと一般のお客さんが集まった体育館も華やかな飾りつけがされていました。そんな中に、番組DJであり、「うちエコ!」特命大使でもある、やまだひさしさんが登場。イベントは、やまださんのトークショーからスタートしました。
まずは、過去5回にわたり環境省と番組共催で実施された音楽とエコのイベント、「Re-Style LIVE」の軌跡やハイライトシーンを映像で紹介。会場で使用する電力として環境にやさしいグリーン電力を導入する、スタッフの飲食にリユース食器を使用しゴミを削減する、チケットの代わりにQRコードを使用して紙の無駄を省くなど、環境イベントとしてライブ全体で様々な温暖化防止アクションを実施してきたことも披露されました。
そしてトークは、本イベントのメインテーマである「低炭素社会」についての話題に。やまださんは、「Re-Style LIVE」で実践した取組を、生徒の皆さんの山形での生活に置き換えると、「衣・食・住」ならぬ「技・食・住」というキーワードに集約されると説明。最新技術の開発、地産地消の推進、家庭にソーラーパネルを設置するなど、「技術」「食生活」「住環境」への取組を進めていくことで、現代の生活レベルは落とさずに低炭素社会を構築することは決して不可能ではないと解説しました。
続いては、山形ならではの低炭素社会づくりを紹介する「ご当地エコ対談」のコーナー。まずはクイズが出題されました。
『次の自然エネルギーのうち、比較的安定した電力を引き出せるのは、どれでしょう?』
(1)風力発電 (2)小水力発電 (3)太陽光発電
正解は、(2)の「小水力発電」。ご当地ゲストとして、鶴岡工業高等専門学校教員の本橋元さんをお呼びしました。小水力発電について本橋さんは、「身の周りにありながら、エネルギーとして利用されていない水流を有効利用する発電システムで、化石燃料を一切使用しない、環境に優しいエネルギー」と解説。従来の大規模な水力発電に必要なダム建設に適した場所のほとんどが既に開発されつくしているという現状の中、小水力発電は既存の水路を利用するので、大掛かりな工事をせずに新たに水力発電設備を増やしていけるという利点があるとのことです。本橋さんが指導する鶴岡高専では、卒業研究として、鶴岡市との共同プロジェクトで小水力発電の実証試験を実施。試験の結果、水車1基の発電量は標準家庭7軒を賄える電力に相当するとのデータが得られたそうです。
では、この小水力発電を今後どのように活用していくか。本橋さんによると、山形県の場合、農業用水路に魅力があるそうです。国内の農業用水路の総延長はなんと地球10周分もあり、「一般河川に比べて流量が安定している」「土砂などの流入が少ない」などのメリットが。本橋さんは、「山形県は米を作っているところが多く、農業用水路が発達しているので、小水力発電は将来有望な発電候補です」と語っていました。
さらに、やまださんは、今回の「Re-Style Talk Show」の環境への取組として、会場の電力や東京から山形までの移動手段で排出してしまったCO2を「カーボンオフセット」で相殺したことを紹介。出してしまったCO2をどうするのかという方法として、カーボンオフセットが注目されていることを生徒の皆さんに説明しました。
イベントのラストには、女性デュオのDew(デュー)によるライブを開催。優しい歌声のステージを会場の皆さんはたっぷり堪能しました。ライブ終了後には、やまださんとDewのお2人によるエコトークが。メンバーの清水悠さんは、最近実践しているエコな取組として「(環境にやさしい)洗濯石鹸に替えました!」とのこと。また大西春奈さんは、「文化祭の研究発表を見て、生徒の皆さんが地球にありがとうという気持ちを持ちながら活動していることが素晴らしいと思いました」と話していました。
置賜農業高等学校にて開催された、第3回目の「Re-Style Talk Show Tour 2009」。
「低炭素社会って何だ?」をメインテーマに、やまだひさしさんが生徒の皆さんと触れ合いました |
低炭素社会へのキーワードは「技・食・住」。やまださんは、家庭では国産木材の使用、街では電気自動車の普及、オフィスや学校ではLED照明やソーラーパネル、そして電力はクリーンエネルギーの導入と、各方面で低炭素化を進めていくことの重要性をアピールしました |
「ご当地ゲスト」として登場した鶴岡工業高等専門学校の本橋元さんは、小水力発電の仕組みとメリット、将来性などを解説。「川に落差があるのを見ると水車を設置したいなと考えてしまいます」と話していました |
デビューしてまだ1年、いま注目の女性デュオDew。やまださんとのエコトークでは、大西さん(左)、清水さん(右)ともに、エコに対する関心がだんだん高まっていると語っていました |
イベント終了後、やまださん、Dewのお2人と生徒の皆さんで記念撮影 |
|